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12星座『魚座』

魚座

2区分・3区分・4区分(蠍座)

12星座の繋がり

12星座最後の魚座は、牡羊座からはじまった流れを最終的に『魂』という形に集約します。
個を打ち出し、感情を育て、社会的な人格を作り上げ、社会に適応した先で、最終的には他者にも社会にも縛られない形へと落ち着きます。
しかしそれは、魂が目に見えないのと同じように明確な形がないことを意味し、水が入れ物によって形を変えるように、簡単に自分の形を変えてしまうことにも繋がります。
それくらい魂は曖昧で不確かなのです。
物語はこの完成した魂を持って、改めて牡羊座に入っていきます。

前の星座:水瓶座
次の星座:牡羊座

数字:12
支配星:海王星
副支配性:木星

キーワード:献身、慈愛、感化、同情、夢想、感情

魚座の神話

魚座の神話
魚座が描く尾が結ばれた魚は、女神アフロディテとその息子であるエロスが変身した姿が由来となっています。

ある日、二人がユーフラテス川の近くを散策していると、ゼウスに匹敵する力を持つ怪物のテュポンが急にその姿を現しました。
(※山羊座の神話と同じで神々の宴に参加していたという説もあり)

アフロディテはエロスに言います。

「エロスよ、私から離れてはいけません」

「わかりました」

二人は、はぐれてしまうことがないように、一本のリボンをお互いの身体に巻き付け、その場から離れるために、魚へと姿を変え、川へと飛び込ます。

魚に変わると、二人の尾にはしっかりとリボンが巻かれており、逃げる間も二人は離れ離れにならずに済みました。

このアフロディテとエロスの姿を見たゼウスは感激し、その姿を天へと上げ、それが魚座となりました。

そのため魚座はただの魚ではなく『紐で結ばれた2匹の魚』なのです。

▼魚座の太陽星座へ

▼魚座の月星座へ

魚座の太陽を持つ人の性格・特徴

魚座の太陽を持つ人の性格・特徴
太陽は、『自分がどう生きたいか』『何を目的に生きるか』といった外に拓くエネルギーを持っています。

簡易的な12星座の診断では、この太陽を基準に性格から向き不向き、恋愛の傾向まですべてを考えますが、実際は基礎の性格というよりも

  • 目的意識がどこに向くか
  • どの方向にエネルギーを注げば人生を開拓できるか

をあらわしていると考えてください。

また、人生を切り拓こうという意識が弱い方は、太陽星座の特性よりも無自覚の意識をあらわす月星座の影響を強く受けます。

魚座の太陽を持つ人は『献身』がキーワードとなります。

慈愛の精神と、同情心が強い魚座は、他者に奉仕することで気持ちが満たされます。

そのため、自己実現目標としても社会的な通年や成功、枠組みに捉われることなく、救いの手を差し伸べ、それによって魂の救済を目指します。

また、夢、夢想、幻想といった一般的には『夢物語』と言われてしまうものに関しても『人を思う心さえあればきっとどうにかなる、上手くいく』と考える傾向があります。

これが上手く作用すれば芸術や創作といった他者に夢を見せる分野で名を轟かせることに繋がるでしょう。

しかし、魚座は他者と同化することで、社会の枠組みに捉われない救いの精神を実現する力を持ちすぎるために、軸が弱い人が多くなり、周囲に影響されやすく、筋の通らない人生となりがちです。

良い面が強く出れば、善人から悪人まで分け隔てなく接し、世界に癒しと救済をもたらす聖母のような存在になりますが、悪く出ますと倫理観に反した不倫や浮気などにもブレーキがかからなくなります。

困っている人を放っておけない性格のため、詐欺に騙されることもあるでしょう。

魚座の意識が

「この人にも事情がある。本当に悪い人なんているはずない。助けのない人に手を差し伸べてこそ、意味がある」

といった状態に偏りやすく、それが良さでもあり、目を曇らせる原因にもなります。

魚座の特性を活かすのであれば、一本しっかりした軸を持ち、大きな夢を現実に変えていくための意志を持つことです。

12星座の最後である魚座は牡羊座からひとつ前の水瓶座までの精神をすべて内包した上で献身の気持ちを持って、はじめて大成します。

0.00~14.99に入る人


魚座の性質を身に着けることに力を使います。

そのため、魚座の太陽が示すように、『献身的な愛を注げる人』や『弱者を大事にする人でありたい』といった欲求そのものが強い状態です。

度数が若ければ若いほど、ひとつ前の『水瓶座』の影響から抜け切れていないので、魚座の献身がどこか目の前の一人に寄り添うような姿勢よりも『人間とはこうあるべき』といった風のエレメント特有の冷たさが見え隠れする部分が出てきます。

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15.00~15.99に入る人


魚座らしさが失われやすい度数です。

魚座の対角線上にある『乙女座』の影響を受けるようになり、魚座の太陽の15度ですと、『乙女座』の持つ『慎重な意識』が入り込むようになります。

その結果、誰にでも手を差し伸べるのではなく、自分が献身すべき相手を慎重に選ぶような意識が出てくるようになり、魚座の献身はなりを潜めやすくなります。

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16.00~29.99に入る人


魚座の性質を使うことに力を使いますので、他者に心を注ぎながら生きている方が多くなります。

特に20度~25度は魚座の太陽の絶頂期とも言えますので、魚座の顔がそのまま出てくると言えるでしょう。

ただ、後ろの度数になればなるほど、次の星座の影響も受けはじめるので『牡羊座』のように、他者の存在を意識せず、ただただ自分のエネルギーの向くままに生きていきたいといった欲求が強まってきます。

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魚座の月を持つ人の性格・特徴

魚座の月を持つ人の性格・特徴
月は、『無意識の領域』『無自覚的な人格の基礎』をあらわします。

本質的な性格は太陽よりも月が担っています。

ただ、月の意識の発達時期が0歳~7歳であることから、基礎的な人格でありながらも当人にはその自覚がない、ということも多いのです。

本人よりも家族や長く付き合っている恋人など、あなたにとって近しい存在の方があなたのこの性質を強く感じていることさえあります。

月は、その人の『無意識的な心』なので、月の意識に沿った生き方をすると落ち着く、気持ちが楽になる、といったことが起こります。

ただし、人生を切り拓いていくのは『太陽』ですから、月の影響が強く出た状態から抜け出さないでいると人生は変化のないものとなっていく側面も。

その分、穏やかな気持ちで生きられるので良し悪しはその人次第でしょう。

結婚して家庭に入り、外で働くことを辞めた女性は、太陽の欲求を配偶者の男性に任せ、自身は月の欲求で生きる、ということが起こりやすくなります。

魚座の月を持つ人は『感化』がキーワードとなります。

魚座自体が、慈愛の精神に満ち溢れており、他者の善性を信じる気持ちが強いです。

それが月という無意識の場所に出ますと、人を受け入れ、感化される性質が強くなります。

全体的に夢見がちな傾向があり、人生そのものを御伽噺のようにとらえているところがあります。

例えば、何か道徳的に良くないことをしている人にも「きっとこの人なりの事情があるんだろう」と無意識に相手の善性を信じますし、相手が何か言い訳や説得のために言葉を尽くそうものなら、それをそのまま信じます。

本質的に他者と自分の境界が曖昧なので、相手の悲しみを自分の悲しみのように受け止めますし、魚座自身が現実を超越した空想的な思考が強いため、すべてを良いように捉えて相手に同情します。

他者に強い信頼を寄せる無邪気なタイプですが、その分騙されやすく、また、自他の境界が曖昧ということは、それだけ相手に自分と同じだけの優しさを求めるのと同義ですから、少しのことで傷つく繊細屋です。

本当に善性が強い人と一緒にいれば、自他の境界がない一体感が良い方向に働きますが、社会的に信用のならない人と一緒にいますと、現実を見れず、優しさを搾取される関係となりその状態から抜け出せないのが魚座の月なので、自分の生き方に迷った時には現実的かつ論理的思考を得意とする人にアドバイスを求め、自分の感情がどう思おうと、そのアドバイスに従った方が良いでしょう。

「周囲から理解されない人ほど、自分が理解してあげなくては」という気持ちが強く、それが無意識に発揮されるようになると、本質的に『ダメンズ』『ダメ女』と言われる相手を選びやすく、損な人生となります。

また、自然との相性が良いので、疲れた時には人から離れて自然と接する方が頭がクリアになります。

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