という気持ちから、
といった考えを持っていませんか？
ただ、この考え方は諸刃の剣である可能性も高いので注意が必要です。
恋愛アドバイザーとして3,700件以上の相談を受ける中で見えてきた、奥さんに不倫がばれることで、彼の家庭が崩壊するパターンと、しないパターンについて。
また、どうすれば彼が離婚という選択肢を取るかについてお伝えしていきます。
奥バレによって家庭崩壊するパターン
家庭崩壊パターン１：「不倫をする男なんて！」とすぐ離婚話に
奥さんが厳格で強い女性の場合に多いパターンです。
旦那が不倫をしていることを知った時点で
「そんな男が親なんて子供に悪影響」
「1度不倫をした男は今後もする」
「気持ちを理解できないし、2度と顔も見たくない」
と、すぐに愛想を尽かし離婚を決意します。
奥さんは、不倫をされた側なので「離婚をしたい」と申し立てすれば比較的かんたんに離婚ができます。
ただ、こういったキッパリスッパリした奥さんの場合、旦那の方が
と縋るパターンが多いです。
恋愛でよくある逃げられると追いたくなる心理と同じです。
奥さんがそれでも「1度でも信頼を裏切った時点で無理」と判断した場合、離婚となります。
家庭崩壊パターン２：元々仲が悪くそのまま崩壊
一番、清々しいパターンです。
元より、
「好きじゃないけど、結婚してしまったものは仕方ないから一緒にいる」
といった不仲状態だった場合、ここぞとばかりに奥さんが旦那を責め、罵詈雑言を浴びさせ、そのまま離婚となります。
ただ、このパターンの場合、旦那への情がなく、本当に「傷つけば傷つくほど良い」と思っていることが多いので、慰謝料請求に発展することが多くなります。
家庭崩壊パターン３：一度は再構築を考えるが疑心暗鬼で内側から崩壊
弱気で自分に自信がなく繊細な奥さんの場合に多いパターンです。
不倫を許し家庭を再構築する道を選びますが、
「許したいと思いつつも、不倫相手とのやり取りを思い出すとイライラが止まらない」
「ふとした瞬間に不倫の事実がフラッシュバックする」
といったことで、奥さんが憂鬱気味になっていきます。
ここでグッと自分の感情を抑えられる奥さんなら時間が薬となり、最終的に家庭を再構築まで持っていくことができますが、
- 常に旦那の行動を監視していないと気が済まない
- ケンカの時に不倫をしていたことを引き合いに出す
- 日ごろからチクチク嫌味を言う
- うつ病となり精神科通いとなる
といった状態になると今度は旦那の方が嫌気がさし、結果的に家庭が崩壊します。
家庭崩壊パターン４：旦那の方が不倫相手を忘れられずにじわじわ崩壊
不倫の事実を知った時に奥さんが
- 相手の女性をひどく罵る
- 多額の慰謝料を請求する
- 相手の女性を社会的、精神的に追い込む
といったことをした場合や
- 半年以内の盛り上がっている時期に別れさせる
- 旦那の方が本気になってしまっている
といった場合に多いパターンです。
奥さんの方からすると旦那のことが好きなので、家庭を再構築するために危険因子の女性を最大限叩き潰し、旦那が不倫できないようにしようとしているのですが、旦那目線で見ると逆効果になっています。
不倫を始めて半年以内というのはかなり盛り上がる時期ですし、不倫相手のことを本気で大切に思っていることも少なくありません。
そんな時に、無理やり別れさせられた挙句、大切な女性をひどく傷つけられる。
旦那の怒りはそんなことをした妻に向きます。
奥さんは家庭を再構築しようと頑張りますが、旦那の方が
- ため息ばかりつく
- 家庭内で無言
- あきかに落ち込んでいる様子を見せる
といった状態になります。
奥さんが男性心理をよく理解していれば、うまく感情を誘導してもとに戻しますが、それができない場合、奥さんの方が徐々に旦那の態度に愛想を尽かし「もうこの人と一緒にいるのは無理」と最終的に旦那を捨てます。
家庭崩壊パターン５：奥さん側の『慰謝料請求』によってお互いに崩壊させる
これは家庭崩壊の中でも一番厄介なパターンです。
奥さんの強かさと強欲さが一番強いやり方だと言えます。
まず、旦那を許し、家庭を再構築します。
普通、浮気をした旦那に対して危機感や疑いの心が強くなるパターンが多いですが、このタイプの奥さんはスマホチェックもしなければ、休日に仕事だと言っても詮索しません。
なぜなら、奥さんの本当の目的は『決定的な証拠を集めること』だからです。
『元々仲が悪くそのまま崩壊するパターン』の場合、旦那に情がないので慰謝料請求に発展するパターンが多いとお伝えしましたが、そのタイプの奥さんは直情型な分、実際に慰謝料請求に発展してもほとんど相手側からお金を取れないことも多いです。（証拠不十分など）
ですが、このタイプは徹底的に自分が得をする崩壊の形を求めるので、旦那を泳がせ、浮気調査などを使って『不倫の証拠集め』をします。
そして最後の最後に奥さん側にとって最高のタイミングで家庭を崩壊させるのです。
不倫の証拠集めをしているパターンの奥さんの中には「不倫の証拠を集めて精神的に言い逃れさせられなくする！！」という後の利益を意識できていない人もいますが、それは『旦那の方が不倫相手を忘れられずにじわじわ崩壊』でお伝えしたパターンに近いです。
不倫相手の奥さんがこの強かで強欲タイプだった場合、離婚した後に周囲に不倫の実態を話し回って元旦那や不倫相手の信頼を失墜させるように根回ししたり、かなり強かな動きを見せる人が多いので、離婚後に旦那側にいる人間が不幸になりやすいので要注意です。
不倫がバレても家庭崩壊しないパターン
次に、奥バレしても家庭が崩壊しないパターンです。
崩壊しないパターン１：奥さんの懐が広く、不倫を許す
旦那が不倫をしたことに傷ついたとしても、
とし、本当に水に流せるタイプの女性の場合、家庭崩壊はしません。
本当に懐の広い女性の場合に成立します。
このタイプの女性は、たとえ不倫相手が家に乗り込んでこようとも毅然とした態度で接し、不倫をしていた女性を罵るでもなく惨めな状況に追い込みます。
そしてこのタイプの奥さんには旦那側が『妻』というより『母』として甘えている節があり、旦那側もなんだかんだ離婚したがらないことが多かったりします。
一般の人が想像しているより、意外と多いパターンです。
このタイプの奥さんに対して奥バレしてしまうと、離婚の話が遠のきます。
仮にその後、不倫を繰り返し、2度3度と奥バレをしたとしても奥さん側の精神力が強すぎて、徐々に不倫相手の女性の方が精神不安定となってしまい、結果、浮気相手の女性の方が去っていくパターンが多いです。
また、懐がそこまで広くない奥さんの場合でも、子どもがいる場合このパターンになりやすいです。
崩壊しないパターン２：不倫の発覚によって奥さんの気持ちが再燃
女性側がいままで男性との夜の生活を拒否していた場合に起きるパターンです。
不倫が発覚したことで、
- 旦那の魅力を再確認
- 盗られると思った瞬間気持ちが再燃
といった理由でむしろ不倫をする前よりも夫婦仲が良くなります。
旦那の方も、不倫をしたのが
- 奥さんとの夜の生活がない
- 家庭に居場所がない
- 奥さんに相手にされない
といった理由だった場合、雨降って地固まるといった感じになります。
この場合、もちろん家庭が崩壊することはありません。
不倫相手は咬ませ犬状態だと言えます。
崩壊しないパターン３：奥さんがかなりしたたかで不倫を「どうでもいい」と思っている
奥さんがかなりしたたかな場合も、家庭が崩壊しづらいです。
たとえば
- 専業主婦で生活に不満がない
- 不倫したことをネタに自分に有利な生活を送る
といった状況や考えの場合、旦那が不倫をしようと「好きにして」状態の場合があります。
「別に今と同じ不満のない生活が送れるなら旦那が他の女性と何してようがどうでもいい」
「不倫されたし、友達との旅行代を夫に出させよう！」
そんな状態です。
このタイプは
- 女遊びを割り切っている
- 奥さんも不倫していてかなりドライな関係
といったこともよくあります。
旦那の心情としては
という人もいれば
という人まで様々です。
ただ、なんだかんだこういったタイプの家庭は崩壊せず、生涯添い遂げることが多くなります。
崩壊しないパターン４：【要注意】嫌がらせ
崩壊しないパターンの中で一番厄介なパターンです。
この嫌がらせで崩壊しないパターンは、旦那のことを嫌っていたとしても、奥さんが今の生活に不満があるとしても起こることがあります。
いわば、本当に憂さ晴らしですね。
こちらからしたら
と思うかもしれません。
実際その通りです。
自分の行動次第で未来はもっと良いものにできるのですから、奥さんも新しい幸せを掴みに行った方が幸せです。
ですが、このタイプの奥さんは
という人が多く、どうしても今の生活を手放す決心がつかない人が多いのです。
また、
といった気持ちがとても強いです。
幸せを壊したことを怒っているのではなく、「女性として同じ女性に負けたくない」が強いのです。
それこそ
「人が欲しがるような男を捕まえている自分はそれだけの価値がある人間だ」
と考えますし、その立場を失いたくないと考えています。
また、仮に彼の気持ちがこちらに向いていようと、不倫をした側からの一方的な離婚請求はできないので、嫌がらせの一環として、好きではなくとも『今の生活を続ける』という選択肢を取るのです。
どちらにせよあなたが受ける損害
不倫がばれたことで、彼の家庭が崩壊するにせよしないにせよ、不倫をばらすと
- 慰謝料を請求される（100万～300万程度）
- 会社にバレてクビになる
- 周囲の人から不倫をした女というレッテルを貼られる
といった損害を受けることになります。
これで彼が離婚をしてくれればまだ救われますが、正直、離婚してくれない可能性の方が高いです。
彼に離婚して欲しいからと、自分から彼の家族や奥さんに不倫をばらすのは絶対に避けたほうが良いです。
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