「男性はセフレに恋愛感情はない」というのは、『人間の心理を理解していない人の感覚的な話』であって、実際の心理とは異なります。
自分自身が、セフレを作っている身の男性の意見の一つとして
「セフレはセフレ以上に考えられない」
「恋人にしたい女性と身体の関係を持ちたい女性は別」
という話を耳にすることも多いですが、これは本当に表面の感情をなぞっているだけなので、セフレから彼女になることもできますし、男性側が急にセフレの女性に対して恋愛感情が湧いてくる(正確には、心の底に眠っていた恋愛感情に気づく)ことはあります。
ただ、あなたをセフレ扱いしている男性に『あなたに対する恋愛感情』を自覚させるためには、コツがありますので、そのあたりについて詳しく解説していきます。
もくじ
セフレである時点で彼の心の底には『恋愛感情』がすでに眠っている
まず、
身体の関係を持っている時点で、あなたは彼女になれるだけの可能性を持っている
のは間違いありません。
詳しくは、セフレから彼女は、なれる!セフレの女性は自信を持って良い!の記事で解説していますが、かいつまんでお話しすると、男性はまず無意識に
- 抱けるか(恋愛的に見れる)
- 抱けないか(まったく恋愛的に見れない)
の2つのうちのどちらかに女性を分類します。
そして、今セフレの関係になっている時点で、あなたは間違いなく彼にとって『恋愛的に見れる女性』に入っています。
直接的に言えば男性は脳と下半身が繋がっている部分がありますので、
『抱きたいと思う』 = 『気がある』
なのです。
よく、セフレと本命を分けて考えている、という話を耳にしますが、それは『後付け』であり実際の男性はそんなに事細かに相手を分類していません。
- 抱けるか
- 抱けないか
の2つです。
ここで、『抱けない』に入ってしまうと、正直、彼女になるのはとても難しいですが『抱ける』に入っている時点で、彼女になれる可能性はありますし、彼のあなたへの感情の発端は『恋愛的に見れる女性』であることは間違いないのです。
なぜ、今あなたは『セフレ』なのか
じゃあ、なぜあなたはセフレで、他の女性が『彼女』あるいは『彼女候補』になるのか、という部分です。
要は『セフレの女性』『本命の女性』に分かれてしまう違いはどこにあるのか、という部分ですね。
これは、セフレを作るタイプの男性の場合はたった一つ。
狩猟本能を刺激されるかどうか
の一点に尽きます。
見た目でも優しさでもフィーリングでも何でもなく『獲物を追いかけたいという狩猟本能をどこまで引っ張れるか』だけの違いです。
セフレを作るタイプの男性は、ある意味『恋愛』を楽しんでいるので、『追いかけるワクワク感やドキドキ感を感じる』と、たとえ頭の中にいる理想的な絶世の美女とはかけ離れた女性に対してでも『告白して捕まえておきたい』という気持ちになり、お付き合いの流れに入るわけです。
また、セフレの状態にある女性は、『彼女になる』を目標にしてしまうことが多く、頭から抜け落ちてしまいがちなのですが、セフレを作るタイプの男性の場合、恋人という枠に昇格できたとしても、『追いかけさせ続ける』という意識がないと簡単に浮気をします。
セフレを作るタイプの男性が、一人の女性と長く続いている時というのは女性側が、彼に依存しておらず自由に生きており、男性の方が追いかける立場にいる状態の時だけです。
そして、もしかしたらあなたも経験があるかもしれませんが、いくら獲物を追いかけるドキドキ感を楽しみたい男性であっても、時には『自分を全肯定してくれる人に甘えたい時』もあります。
追いかけさせてくれる女性は、ワクワク、ドキドキさせてくれる相手ですが、多くの場合、甘えさせてくれるタイプではありません。
なので、追いかけるのに疲れてしまった時には、昔のセフレに連絡をし、身体の関係を持ち、セフレが自分に惚れていることを再確認して元気を取り戻します。
ここで、
となってくれれば良いのですが、多くの場合は、気持ちが回復したら結局『追いかけさせてくれる女性(男性の心理としては、振り向かせたい、自分に落ちてほしいという気持ちが強い状態)』の元に戻っていってしまうのです。
セフレの女性は彼を愛しているがゆえに体の良い『回復ポイント』として消費されて傷ついてしまうという悪循環が生まれます。
繰り返しになりますが、
あなたは彼の彼女になれるだけの可能性をしっかり持っています。
ですが、それは、
単純に今のまま尽くした先で彼と結ばれるということではない
というのを気持ち的につらくとも、しっかり頭に叩き込むことが大切です。
男性がセフレ相手に恋愛感情が芽生える2つの瞬間
また、セフレから彼女になるためには、身体だけの関係はもう嫌!セフレから彼女に昇格する方法でお伝えしているような流れを意識することが大切なのですが、ここでは、まず、どんなタイミングで男性がセフレの女性相手に恋愛感情が芽生える(気づく)のかをお伝えしていきます。
女性遊びをしたいという気持ちがなくなった
男性がセフレ相手に恋愛感情が芽生え、『セフレではなく、恋人として一緒にいてほしい』と思う瞬間が来る一つ目のポイントは、
男性側が女性遊びをしたいという気持ちがなくなった時
です。
よく、『若いころに女遊びをしている人の方が、年を取った時に遊ばなくなる』という話がありますが、まさにそれです。
遊び歩いた先で『女性を落とす必勝パターン』のようなものが自分の中にできてきて、『どんな女性でも落とせる』あるいは『女性を落とすという楽しみがなくなった』となると、一気に遊び人から『彼女に一途な真面目な人』に変わる男性がいます。
この時に、あなたがそれまでセフレとしてでも『長く一緒にいる中で完全なる居心地の良さ』を与えていた場合、いきなり男性の方が
と、告白してくるパターンが多いです。
最初にお伝えした通り、もとより『恋愛感情は心の底にある』ので、遊びたい盛り落ち着いてきたことによって『一緒にいるならあなたしかない』といった形で、気持ちが表層化するパターンですね。
ただ、このパターンに入るのは、
- 男性側が女性遊びをしつつも、仕事などはかなり真面目にこなしているタイプ
- 男性側があまり恋愛に溺れるタイプではなく、現実主義
- 女性側が本当に居心地の良さだけを長い年月与えていた(3年以上が目安)
という3つが重なった時にしか、ほぼ起こらないので、稀に見るパターンではありますが、時間と忍耐力を必要とするので、あまり現実的ではありません。
また、3つ目に関しては、セフレから本命になった体験談でお伝えしている通り、女性側が「居心地の良さだけを与えていたはず!」と思っていても、実際は『悪くないけど普通』程度に男性側が捉えており、
「そろそろ真面目に考えないとな」 → 「セフレの女性を切って、新しい女性と結婚」
というパターンも実際にあるので、なかなかにリスキーです。
独占欲を刺激された
次に、セフレの女性が一番目指したい、言動で演出していきたい『恋愛感情が芽生えるポイント』は、
独占欲が刺激された時に恋愛感情を自覚する
というパターンです。
セフレという関係性はほとんどの場合、男性側に主導権があります。
これは、セフレや都合の良い関係になってしまう女性には2つの特徴があるの記事でお伝えしている通り、『女性の方が情が湧きやすい』というのが理由としてありますが、ただ、中には『セフレという関係をあまり気にしていない』というタイプの女性もいます。
こういう女性にこそ、男性の『独占欲』は刺激されます。
恋愛アドバイザーをやっていると、
「最初は遊びで関係を持ったのに、彼女の明るさに惹かれて好きになってしまった」
「セフレの関係にある彼女の人柄に惚れた」
「元々、そんなに思っていたわけではないのに、今は彼女が他の男性と話しているとモヤモヤする。彼女の本命が自分である自信がない」
というような男性側からの相談を受けることがありますが、話を聞いていくと、『男性を虜にしてしまうセフレの女性』には、共通して
男性側に大して溺れていないし、依存もしていない
という特徴があります。
結局のところ、明るさや、人柄が恋愛感情を芽生えさせるポイントになるのではなく、実際は
男性が追いかける構図になるのか、女性が追いかける構図になるのか
がセフレのままとなるか、男性側がセフレの女性相手に恋愛感情を自覚して彼女にしたいと思うかを分けるポイントになります。
そしてこの『男性側が追いかける構図』というのは、意図的に作り出すことができます。
キーワードは『独占欲』
そもそも恋愛感情とは何なのか、という話ですが、一言でいえば
独占欲が湧くかどうか
です。
恋の違い、愛の違い、と哲学的には色々とありますが、実際の恋愛の場で大事になるのは『独占欲を掻き立てられるかどうか』の一点に尽きます。
また、この独占欲というのは、
- 手に入りそうで手に入っていないもの
- 手に入っているが失いそうになっているもの
にしか湧きあがりません。
そして、セフレの女性というのは
- 手に入っているもの(意識に上がってこないもの)
になってしまっているからこそ、男性側に独占欲、ひいては恋愛感情が湧きあがってこないという状態に陥っています。
なので、簡単に言えば『やきもちを妬かれる女性』『独占欲を掻き立てる女性』になれば良いのですが、ヤキモチを妬かせようと画策するのはおすすめできません。
理由は、不倫をしている人の向けの記事ではありますが、「不倫の彼にヤキモチを妬いてほしい…。」既婚男性が嫉妬する心理。嫉妬心から愛情の度合いを測れる?に書いている通り、男性にヤキモチを妬かせることのできる女性は、ヤキモチを妬かせようとしないというパラドックスがあるためです。
セフレから彼女になれる女性の言動パターン
そのパラドックスを踏まえて、セフレから彼女になれる女性の言動パターンを見ていきましょう。
ふとした瞬間に人は人を好きになります。
そのふと瞬間とは多くの場合『名残惜しい気持ち』の中に出てくるものであり、だからこそ、『女性はすがってはいけない』ですし、セフレから彼女になれるタイプの女性は男性にすがりません。
彼の中に独占欲が生まれる瞬間というのは「心地良いな」「もっと一緒にいたいな」が『今の関係から溢れ出た時』
そして、多くの場合、女性側の方が情が厚いので、女性が『もっと一緒にいたい』と思う一歩手前くらいが、男性が最高潮に『もっと一緒にいたい』と思うタイミングになるのです。
ラブラブな雰囲気の中にいるときに、
と綺麗に去っていく女性。
男性の「もっと一緒にいたい」に対して
と、男性側を心配しているような言動で『自分を貫き通す女性』こそが、セフレという関係性の中でも男性側に恋愛感情を自覚させることに成功します。
もちろん、あまりに冷たすぎるとそれこそ本来の『セックスを楽しむ友達』になってしまうので、それは違うのですが、
彼に優しくしつつも言いなりになりすぎない
を徹底している女性は、『追いかけたくなる女性』として彼の中に独占欲を湧きあがらせることができます。
ただ、一点注意したいのは、あくまで
くらい『優しさ』を演出しながら彼の気持ちをコントロールするという意識を持つという点です。
×言いなりにならない = わがままを言う、彼を雑に扱う
というような今の関係の中で急に反旗を翻すという解釈をしてしまうと普通にセフレとしての関係すら壊れてしまう可能性があるので注意です。
※これは私が若いころにやって失敗したパターンです。
セフレから彼女になれない女性の言動パターン
彼に独占欲を湧かせることができず、セフレのままとなってしまう言動のパターンは以下のようなものです。
セフレのままになってしまう女性の言動
- 不安になって連絡をバンバンしてしまいめんどくさい女になってしまう
- 彼の前で泣いて重い女になってしまう
- 他の女性と話しているのを見て嫉妬してしまう
- 呼び出されると、すぐにOKを出して行ってしまう
- 自分の予定を優先させず、常に彼を優先させる
こうなってしまうと、男性にとっては
- 重い女性
- めんどくさい女性
- 都合の良い女性
- 恋愛感情(独占したいという気持ち、追いかけたい気持ち)を感じない
という評価になってしまい、特に重い行動に関しては下手をすると恋愛対象からも外れてしまいます。
そして、多くの女性が「こういった行動をすべきではない」ということが分かっていながらも、感情のコントロールができないばかりに自らNG行動をしてしまい、結果的にセフレから彼女になれないのです。
逆に言えば、感情のコントロールさえできればセフレから彼女になることはできます。
セフレがセフレ以上になれないのは、恋愛に溺れてしまっている女性が『彼女になれないような行動』ばかりしてしまいがちだからです。
今、都合の良い関係だったとしても、しっかりと手順を踏めば彼女になれる可能性はいくらでもあるのです!
ですから今のこの瞬間から、彼に『名残惜しさ』を感じさせられるくらいの距離感を意識して、彼の中に眠っている恋愛感情に火をつけにいきましょう!
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セフレ相手に恋愛感情を抱かせたい女性が意識すべきこと
彼に独占欲を湧かせるためには、女性側の感覚が、『彼に集中していない』方が良いのです。
くらいの楽しみ方をしている方が男性側の独占欲を掻き立てられます。
もちろん、恋愛で苦しい時にこの感覚に切り替えるのが難しいのは百も承知ですが、ここでそれができなければ、つらいまま日々が過ぎて行ってしまうのです。
なので、あなたは今すぐにでも
- 出会いのありそうな趣味
- 自分の世界が広がるようなこと
などに手を出して、『頭の中から彼を追い出す』ようにしましょう。
これが、『彼の中の恋愛感情を目覚めさせる第一歩』です。
中には
という女性もいるかと思いますが、悲観的になる必要はありません。
確かに、NG行動を重ねれば重ねるだけ、彼女になれる確率は下がっていきますが、中にはNG行動をたくさんした後に改めて、彼に居心地の良さを感じさせ、恋人の座を勝ち取った女性もいます。
現状セフレだったとしても、どうすればセフレから彼女になれるのかを知り行動に移せば、都合の良い関係を抜け出し恋人になることはできます。
「セフレになってしまったら、もう彼に恋愛対象として見てもらうことができないんだ…」と落ち込む必要はどこにもないのです!
彼の中には本人が気づいていないだけで、最初から恋愛感情はあるのですから!
後は、あなたが『名残惜しさを感じさせる女性』になることで、すべてうまくいくのです!
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