もくじ
太陽との組み合わせ
太陽と月のオポジション
太陽と月のオポジションがある人は、外に見せる自分と本来の自分、どちらも客観的に見ることができます。
太陽という自己実現への意欲と、月という私生活や細かな感情の機微が、オポジションとして常に互いに影響を与え続けているので、どちらか一方に偏ることなく自分の表と裏を上手に使い分けることができます。
少々神経質なところや、他人の目を気にしすぎるきらいがありますが、それだけ自分を客観視しているからこそ、友人関係も恵まれますし、自分の魅せ方を知っています。
ただ、悪く出ますとどこまでも自分を演出することにこだわり、外に見せている自分と本来の自分が乖離していく場合が。
この場合、どちらの自分もちょうど良い塩梅で出せる友人がいる環境に身を置くことが必要になるでしょう。
また、幼い頃に両親が不仲であることも多いアスペクトで、それゆえに自然と外に見せる自分と本来の自分を上手く使い分けることが重要だと考えるようになることも。
太陽と火星のオポジション
太陽と火星のオポジションは、目的達成のために積極的に行動を起こすようになります。
自己実現への意欲が強い太陽と、自分を押し出す力と高いエネルギーを持つ火星が互いに影響を与え合うので、目的達成のためにわき目も降らず一直線に進みます。
良く言えば、成功までの時間を短縮できるアスペクトなのですが、如何せん、自分の限界を超えてこそ、という気持ちが強すぎて体調が悪いのに無理をしたり、自分の限界を自分で理解していないようなところが出てきます。
それによって目的達成までのスピードがむしろ遅くなる傾向も。
エネルギーは高いものの冷静さを失いやすいアスペクトなので、意識的にブレーキを踏む必要があるでしょう。
太陽と木星のオポジション
太陽と木星のオポジションは、人生を果てしなく発展させていこうとします。
自己実現欲求を持つ太陽と、拡大と幸運の天体である木星が互いに影響を与え合うことで、何もかもを大きく広げていこうとします。
そのため、チャンスもたくさんもたらされますし、人脈も広がっていきやすい配置ですが、限度を知らずどこまでも広がっていくので、本当に自分の人生を有意義にするためには断った方が良い仕事を断れなかったり、実力が不足しているのに大きなチャンスに飛びついて、後でてんやわんやになったりしやすくなります。
人脈においても、実際の自分のポジションとは、つり合わない相手と親密になりやすいので自分を過大評価し、人生の状態に対して自分の器が育っていないということが起こる場合も。
自分はチャンスに恵まれているだけ、という戒めの気持ちを強く持つことと、何でもかんでも手を出すのではなくしっかり風呂敷を畳むことが大事だと肝に銘じることが大切です。
太陽と土星のオポジション
太陽と土星のオポジションは、人生の目標が社会的地位の向上となりやすいです。
自己実現欲求を持つ太陽と制限や制約、常識を司る土星が互いに影響を与えるので、人生はわかりやすいレールに沿ったものとなる傾向があります。
社会一般の成功がそのまま自身の思い描く『成功像』に直結するので、周囲からは真面目で堅い人間と思われることが多くなるでしょう。
また、権威のある人物に従う癖があるので、目上の人間から好かれやすい配置です。
この太陽と土星のオポジションを持っている人自体が、権威のあるものや厳格なものへの憧れを持ち、そういった人に好かれたいと考えるので、ある意味うまくまとまっています。
自分の考えを無意識に制限するところがあるのと、ルールに従っていることで気持ちが落ち着くので「好きにやって良い」「自分のやりたいことをしたら良い」など自由を与えられるとむしろ不安を覚えるタイプです。
制限されることを窮屈に思う一方、自分の個性を出すことに不安があるという心の葛藤を抱えやすい配置でもあります。
太陽と天王星のオポジション
太陽と天王星のオポジションは、常識外の成功を手にしたいと考えます。
常識の枠に捉われることを嫌う天王星が成功を求める太陽と常に影響を与え続けるオポジションの関係にありますから、例え同じ成功像を目指すとしても普通のやり方じゃ満足できません。
あらゆる制限をとっぱらって、オリジナリティ溢れる道を歩みたがります。
基本的に、会社に縛られて生きることを嫌うため、フリーで生きていく人が多い配置です。
仮に会社勤めをするとしても、その会社内では『少々変わった人』『常識が通用しない人』というレッテルを貼られることが多いですが、それが基本の状態なので、それはそれで愛される場合も。
女性の場合は、仕事だけでなく結婚生活においても、普通では満足できない場合が多く、世間一般の幸せな結婚、あるいは生活とは違う毎日を送ることになるでしょう。
太陽と海王星のオポジション
太陽と海王星のオポジションは、お人好しの人が多くなる配置です。
自己実現欲求をあらわす太陽に夢見がちな海王星が影響を与えるので、人生や自己評価そのものがどこか壮大なものになりがち。
また、慈愛の精神を海王星が持っているため、『人類みな兄弟』だとか『聖者のようであれ』といった思いが強いので人を信じやすく、同時に自分自身が聖者のような人間であることが自己実現の一つの形である、という気持ちがあることが、お人好しな性格へと繋がっています。
良く出ればもちろん人に好かれますし、寄り添ってくれるあなたに報いたいという人も出てくるでしょう。
ですが悪く出ると、「自分が虐げられることで相手を浄化している」など、極度のスピリチュアル思考にハマる場合が。
また、現実逃避のためにアルコールやドラッグにハマりやすい性質を持っているので注意が必要です。
太陽と冥王星のオポジション
太陽と冥王星のオポジションがある人は、個性的な人生を歩みます。
自己実現目標に対して、限度を知らない冥王星がオポジションとして影響を与えるので、自分がやるべきことに対してとことん突き詰めていく人生になるでしょう。
また、冥王星という一番外の天体。
つまり、私たちの人生にまだ入り込んできていない場所(冥王星より外)との接点がある天体が、あなたの人生の目標に影響を与えてきますので、世間一般では理解されない分野に傾倒する傾向が。
また、その使命はまるで『運命』かのようにあなたの人生に入り込んでくるでしょう。
月との組み合わせ
月と水星のオポジション
月と水星のオポジションを持つ人は、心の機微を口にしすぎる傾向が出てきます。
月という感情や幼い心と水星という言語化能力が影響し合うので、子供のように思ったことをすぐ口にします。
また、これがエスカレートすると他者に対して口うるさいところが出てくる場合が。
噂話やゴシップ好きなところもあり、思ったことをすぐ口にするという性質持ちでもあるので、友人関係のトラブルが起こりやすいタイプです。
上手く使えばほんの少しの心の機微を捉え、それを言語化できる能力があるので、心理学のような世界で実用的な能力を発達させることができます。
月と金星のオポジション
月と金星のオポジションは、外の楽しみと内の楽しみをまとめてしまう性質を持ちます。
一人で満足できる世界を構築する月と、外部からの刺激で楽しむ金星が互いに影響を与えるので、自分の世界に他人を巻き込むような性質が出てきます。
基本的に社交的で愛想がよいタイプですが、少々、我儘なところがあり、自分が満足できる世界観を他者にも強要するような面が。
当人に悪気はありませんが、端から見ると自分勝手な性格に映る場面もあるでしょう。
基本的には人を愛したいし、人から愛されたいという欲求を持っている平和主義者で、隠し事をしない明るい性格です。
月と火星のオポジション
月と火星のオポジションは、カッとなりやすい性質を生み出します。
月という感情の機微に、火星という熱くなりやすい性質が影響を与えるので、ちょっとしたことで感情がボッと沸き上がるタイプとなります。
思い立ったら即行動といったところがあるのと、感情的になりすぎて勘違いしやすいところがあるので、この性質を自分で理解していないと周囲から扱いにくい人と思われてしまうでしょう。
良い点としては、基本的に心に情熱の炎がともっているような状態を好むので、惰性的な生活を送りづらいというところです。
意識的に計画を立てたり、感情だけで判断せず裏どりをしっかりする癖をつければ、活き活きとした毎日を送れるでしょう。
月と木星のオポジション
月と木星のオポジションは、楽天的すぎるきらいが出てきます。
あまり物事をくよくよ悩みませんし、細かいことを気にしないので、良く出れば大らかで柔らかな人柄となります。
ただ、人は心配なことや不安なことがあるからこそ、今をより良くしていこうと努力するのでそういった『変わっていこう』という姿勢が中々生まれてこないタイプでもあります。
また、自分が細かいことを気にしないであまり怒りませんが、同時に細かいことが気になるタイプの気持ちを理解できないので、自分が感じている以上に周囲の繊細な人をイライラさせている可能性が。
それから、私生活をあらわす月に拡大をあらわす木星が影響を与えるので、プライベートとプライベート外の境界がほとんどなく、誰に対しても私生活をあらわにします。
また、その気持ちの裏には自分をオープンにしておくことで、「困ったときは誰かが何とかしてくれるだろう」という若干の甘えがあることも否定できません。
月と土星のオポジション
月と土星のオポジションは、マイナス思考になりがちな配置です。
感情をあらわす月に制限や試練を意味する土星の影響が入り込むので、ネガティブ思考になりがちなところがあります。
傷つきやすい心を持っており、特に自分の感情を素直に表現することを怖がる傾向があります。
また、それらから逃れるために、ルールに沿って生活しようという気持ちが強まるタイプと言えます。
ある程度、『縛り』や『こうすれば良い』というルールがあった方が気持ちが安定するので、進んで厳しい環境に身を置きたがる人もいます。
月と天王星のオポジション
月と天王星のオポジションは、変わった生活を好みます。
日常的な感情や生活をあらわす月に常識に縛られることを嫌う天王星が影響を与えるので、普段からユニークな生活を送る人が多くなる配置です。
人に理解されることよりも、自分の独立性やユニークさを保てることの方が重要なので、他人からどう思われようと気にしません。
また、あまり深く理解されることを好まないという性質もこれに拍車をかけています。
『変わっていること』を理解して欲しい人種もいますが、月と天王星のオポジションの場合、自分の独自性を保ちたいので、共感したり同じものを好きになってくれる人よりも、あまり干渉せず、相手も自分独自の世界観の中で生きている人との方が交流していて楽しく感じるでしょう。
月と海王星のオポジション
月と海王星のオポジションは、夢のような生活を求めます。
月は自分が落ち着く場所や、日常的な私生活を意味するので、太陽と海王星のコンビのように、大きな夢を描いてそれを実現するために頑張るというような形ではなく、日常生活そのものにスピリチュアルな意識や生き方を求める傾向が出てきます。
そのため、現実から乖離しやすい配置であり、行きすぎると現実的な生き方を忘れ、厳しい現実を直視せず、ずっと夢の中を漂っているような安定感のない生活となります。
この夢や空想を求める衝動を、創作活動や表現の分野などに活かすと、他人の心の深い部分にスルリと入り込むような類まれなる才能を発揮するので、生活を安定させるためにもそういった趣味や活動を大事にしてください。
月と冥王星のオポジション
月と冥王星のオポジションは、爆発的な感情の揺れを求める傾向が出てきます。
月という私生活や感情、幼い心といったその人の根底をあらわす場所に冥王星という極端な性質が影響を与えるので、普通の生活では物足りません。
そのため、いつでもハラハラわくわくドキドキしていたいという気持ちがあり、特に男性の場合は月は結婚相手の女性をあらわすので、独特な魅力があり、それによって平凡な幸福を破壊するような女性を好む傾向が出てきます。
女性の場合は、自分自身がそういった行動をするようになるでしょう。
水星との組み合わせ
水星と火星のオポジション
水星と火星のオポジションは、言葉を使った自己主張が強くなります。
自分の考えに対して自信があり、口も立つので、バンバン自分の意見を言葉にし、主張を通していこうとします。
その断定型で力強い口ぶりに多くの人は「ここまで自信を持って言い切っているんだから、その通りに違いない」と自然とあなたの意見を鵜呑みにするようになっていきます。
ただ、ストレートな表現をする性格と、相手を口で負かそうという意識が強いことから、言葉で他者を傷つけやすい配置でもあります。
また、口で負けたくないという気持ちが強すぎて、自分の間違いを認められず、強い口調で相手を丸め込もうとする場合も。
自分の言葉がどんな影響力を持つのか、よく考えることが大切です。
水星と木星のオポジション
水星と木星のオポジションは、常に何かに興味を持って、そして常に何かを話しているような性格を作ります。
知的好奇心と言語化能力をあらわす水星に木星の拡大意識が影響を与えるので、自分の頭に浮かんだことをどんどん話していくような性格特性を作り出します。
そのため、おしゃべりで、かつ、考える前に喋るところがあるので、場合によっては空気の読めない人になることがあります。
また、人によっては、口に出すのではなく、物を書く、という形でこの衝動を昇華する場合も。
どちらにしても考えがまとまる前に外に出すことで、自分は考えがクリアになるかもしれませんが、周囲からすると迷惑だと感じることもあるので、特に考えを端から話してしまって何とも言えない空気にしてしまうことが多い場合は、メモ帳に自分の考えをひたすら書き出すことを習慣づけるなどして、とにかく口に出す、というのを制御した方が賢明だと言えます。
水星と土星のオポジション
水星と土星のオポジションは、伝統的な知性への欲求を高めます。
水星は比較的、多くのことに興味を示すので、知性がとっちらかりがちですが、そこに土星という制限の天体が影響を与えた結果、一つを追求するということが可能になります。
とはいえ『試練の星』とも呼ばれる土星が影響を与えるので、一つ追求していった先で自分の欲しい知識や知恵などを得るまでに時間がかかりますし、苦労もしますが、それが仕事、あるいは、本分という場合、土星は試練の先で得るものがある天体なので、かなり良い影響を与えます。
ただ、水星にそういった天体がアスペクトを作っているので比較的、新しい知識に関しては疎いところが出てくる場合が。
また、時にはそれをコンプレックスに感じることもありそうです。
水星と天王星のオポジション
水星と天王星のオポジションは、発明家のような知性です。
知的好奇心旺盛な水星に常識の枠に捉われない天王星が影響を与えるので、必然的に知性の方向が『常識外』へと向いていきます。
ゆえに、このアスペクトを持つ人の考えを立証する時に、すでに体系的に確立されている書物などを漁っても意味がありません。
なので、自分の中で考えを回すことで、新しい発見をしていくような知性の使い方をします。
また、話し方としては、自分の専門分野を話し出したら止まらないという人も多い配置です。
水星と海王星のオポジション
水星と海王星のオポジションは、空想を言語化する知性です。
常に空想的な世界に対する考えが頭の中に渦巻いているタイプで、本能的にこれを吐き出したがっています。
そのため、創作活動など自分の中のヴィジョンを形にする活動に力を入れている人が多い配置ですが、もしこういった吐き出し口がない場合、常に頭の中に妄想に入り浸っているというような人となります。
それによって虚言癖が出る場合も。
水星と冥王星のオポジション
水星と冥王星のオポジションは、物事の本質を突き詰めたいという気持ちが強く出ます。
それによって得た知識を自分で伝えていきたいという衝動があります。
また、冥王星は破壊と再生の天体でもあるので、これは単なるおしゃべり好きだとか、自己主張が強い人であるとかそういうことではなく、自分の考えを吐き出すことで、世界を変えたい、世の中のあたりまえを変えたいという気持ちがあります。
そしてカリスマ性も持ち得ているので、それが可能な配置です。
ただ、その興味がどこに向くかによって、世の中に混乱をもたらす人になるか、希望をもたらす人になるかは変わるでしょう。
金星との組み合わせ
金星と火星のオポジション
金星と火星のオポジションは、異性に対しての関心が極めて高くなります。
金星は女性性、火星は男性性をあらわし、それが互いに常に影響を与えていますから、常に異性の目が気になる、という性格特性を作り出します。
コンジャンクション(0度)であれば、自然と異性から好かれる要素を持っていることになりますが、オポジション(180度)の場合には
「好かれる見た目とは」
「好かれる言動とは」
というのを意識することで、異性にとって魅力的な自分を作り上げようとします。
恋愛至上主義、あるいは、異性の存在があってこその人生、といった信条を持っている人も少なくない配置です。
金星と木星のオポジション
金星と木星のオポジションがある人は派手好きの傾向があります。
金星は華やかさを意味し、そこに木星の拡大や発展の力が常に影響を与えているので、少々、派手すぎるレベルで華やかになります。
金星の司る趣味や娯楽に関しても、どんどん拡大させていくので、贅沢趣味や娯楽に対して派手に散財する人も少なくありません。
金星も木星も明るさがあるので、良く出れば、明るく目立つ人になりますが、悪く出ると悪趣味で目立つ人、となる配置と言えます。
金星と土星のオポジション
金星と土星のオポジションは、金星の司る事柄に制限がかかります。
金星は恋愛や趣味、娯楽といった事柄を司りますが、そこに土星という制限や試練の星が常に影響を与えているので、こういったものを素直に楽しめない人となるでしょう。
ゆえに、異性関係は中々発展しづらい傾向が。
また、恋愛においては自らに試練を課すという場合もあり、素直に幸せになれるような恋愛ではないものにわざわざ時間を使う傾向も。
趣味は、気楽な趣味よりも生真面目な趣味を持つ人が多い配置です。
金星と天王星のオポジション
金星と天王星のオポジションは、人と違う自分を主張したいという欲求を強めます。
恋愛においても、常識の枠にはめられることを嫌い、「私はこう思う!」「私はこうしたい!」をとにかく突き通そうとする傾向があります。
そのため、このオポジションがある人の恋愛は一筋縄ではいかないことが多く、安定した状態にも入りづらいところがあります。
また、趣味に関しても奇抜でユニークなものを好むでしょう。
金星と海王星のオポジション
金星と海王星のオポジションがある人は幻想的なものに心惹かれます。
海王星の幻想やファンタジーを好む性質と、恋愛や趣味、娯楽と関連する金星とが常に影響し合っているので、空想的なものを好む傾向が出てきます。
恋愛においても、非現実的な恋愛でなければ満足できません。
映画さながらのロマンスがあってこそ、意味があると考えるタイプで、関係が安定してくると、また新しい幻想を求めたくなるでしょう。
芸術的な分野でこの欲求を昇華させる必要がある配置です。
金星と冥王星のオポジション
金星と冥王星のオポジションは、支配的な欲求があります。
金星自体が恋愛の中でも『恋』といった少々『自分中心の感情』を意味する上に、そこに冥王星という極端で支配的な性質が影響するので、恋愛において自分勝手な性質が強まる配置です。
相手を好きという気持ちが暴走して、相手の迷惑を考えずに行動してしまうこともしばしば。
自分が考える『完璧な愛情』を体現したいですし、相手にも求めます。
しかしそれは『愛』ではなく、『自己中心的な欲求でしかない』ということに気が付かないと、いつまでも恋愛が上手くいかないかもしれません。
火星との組み合わせ
火星と木星のオポジション
火星と木星のオポジションは、時代や流行を受け入れ、その中で自分を主張しようとします。
火星も木星も社会的な天体であり、その二つが影響し合っていますから、社会の中でいかに自分を主張し、発展させていくかに意識を向ける配置と言えます。
また、火星の衝動的な意識と、木星の拡大・発展、そしてすべてを受容する意識が組み合わさるので、「チャンスだ!」と思ったら後先考えずにどんどん挑戦していくでしょう。
ただ、成功確率は五分五分です。
火星と土星のオポジション
火星と土星のオポジションは、真面目な気質を強めます。
火星の自己主張への欲求と、土星のルールを順守する性質が影響を与え合うので、合理主義者となります。
やるべきことをきちんとこなすこと、あるいは、求められている以上を達成することで自分を主張したがるので、火星の持つ攻撃性が実務能力という形でうまく活用されます。
ただ、合理主義者かつ真面目な気質で、これらにおいて攻撃性が高い状態なので、不真面目な人間を嫌いますし、仕事を楽しもうと考える人とは考えが合わず、対立する場合も。
火星と天王星のオポジション
火星と天王星のオポジションは、人と違うことをすること=自己主張となりやすい配置です。
火星自体も自己を打ち出したい欲求、他人を負かしてでも勝利を掴みたいという突出した存在でありたい欲求を抱えており、天王星も狭い枠組みにとらわれることを嫌う性質なので、人と違う自分であることで自分の存在を主張したがります。
つまり、わざわざ自分が普通とは違うことを主張したがるので、周囲から見るとかなり変わった人に見える配置です。
反骨精神が旺盛で、この欲求を抑えがたいですが、火星や天王星の分野である機械工学、先進技術といった分野でならこの欲求を上手く使える可能性があります。
火星と海王星のオポジション
火星と海王星のオポジションは、空想を現実に変えたいという欲求を強めます。
海王星の幻想や空想の世界と、火星という自分を主張したいという欲求が影響し合います。
海王星は直感やインスピレーションといった意味を持ち、火星は衝動的な行動力があるので、ひらめきを形にするためにすぐに動き出す、という性格特性を作り出す配置です。
また、海王星は空想や神秘的なことに興味を持つので、多くの場合はその分野に関連する行動を起こしたがるでしょう。
そして主張する力も強いので、声を大にして自分の考えを打ち出しますが、如何せん、証拠不十分の主張である可能性は否めません。
火星と冥王星のオポジション
火星と冥王星のオポジションは、一つのことを徹底して突き詰める力があります。
すべてにおいてかなり極端になる配置です。
一度取り組み始めたことは、体力が尽きるまでやり続けます。
また、どの分野にその力を発揮するかはサイン(星座)やハウスと共に読み解く必要がありますが、どちらにせよ火星も冥王星も攻撃的な性質があるので、『敵』や『仮想敵』の存在がある分野ほど、とことんやり抜くでしょう。
木星との組み合わせ
木星と土星のオポジション
木星と土星のオポジションがある人は、常識を広めようとする人になります。
土星の常識を重んじる意識と、木星の拡大と発展の意識が互いに影響し合うので、ルールや常識を守ることの大切さを多くの人に広めようという意識が出てきます。
「常識的に考えて…」
「人間社会を生きるルールとして…」
といった感じで、人を諭す立場でいようとします。
教職などには向いていますが、木星の拡大と発展の意識が強すぎて、これを仲間内でまでやってしまうと、少々、遊びのない口うるさい人という印象を持たれてしまうこともあるでしょう。
木星と天王星のオポジション
木星と天王星のオポジションは、新しい未来像を広めたいという意識を強くします。
天王星は狭い枠に捉われることを嫌う天体ですが、それは単なる反抗心だけではなく、そこにはもっと広い視野と視点があり、「目の前の常識にとらわれていたら本質を見失う」という意識を持っているからです。
その天王星と拡大と発展の木星が互いに影響を与えているので、この天王星の意識を広めたいという気持ちを強く持ちます。
ただ、それを具体的な形にできるかどうかは他の天体とのアスペクトによるでしょう。
木星と海王星のオポジション
木星と海王星のオポジションは、理想主義的な考えを広めたいという意識を強くします。
天王星が、常識の枠から一歩出たところにいるのに対し、海王星はそれよりも更に上の理想を見ている天体です。
つまり、その時代においては『夢見がちな理想主義』と考えられてしまうレベルの理想を描きます。
その海王星と拡大と発展の木星が互いに影響を与えているので、理想主義的な考えを主張したいという気持ちを持ちます。
ただ、木星も海王星も、ひたすら広がっていく性質があるため、一本筋の通った合理的な考え方というのが苦手なので、このアスペクトだけですと、本当に『理想は理想のまま』で、それ以上進めないことが多いでしょう。
木星と冥王星のオポジション
木星と冥王星のオポジションは、自分の力や意志を広めることに注力します。
冥王星は支配力を持つ天体で、また、物や人を根本から生まれ変わらせるような力を持っています。
この冥王星と拡大と発展の木星が互いに影響を与えるので、自分の力を外に主張しようという意識が強まります。
また、そのためには手段を選ばないので、権力や地位を手にするために、他者を蔑んだり、正攻法とは言えない方法で何かを成し遂げる場合もあるでしょう。
普通の人には理解できませんが、そこにカリスマ的な魅力を併せ持っています。
土星との組み合わせ
土星と天王星のオポジション
土星と天王星のオポジションがある人は、ルールを俯瞰してみる能力に恵まれます。
ルールや常識の枠を大事にする土星と、それを嫌う天王星が互いに影響を与え合った結果、『ルールを俯瞰して見る』という能力が高くなります。
つまり、単純に「これはルールだから」と考えるのではなく、「なぜこのルールがあるのか」という根本を理解した上で、自分の行動、あるいは他人の言動がルールに従っているのか、それともルール違反なのかを判断する能力を持ちます。
少々達観した雰囲気を持つことが多くなり、人付き合いが下手な人が増える傾向にありますが、この能力を活かせる場所も多いはずです。
土星と海王星のオポジション
土星と海王星のオポジションがある人は、自己犠牲精神が強くなります。
土星はルールや常識といった『現実的なこと』
反対に海王星は夢や理想といった『空想的なこと』
という相反する二つが互いに影響を与えることで、あなたの中には『この世のためには一定の人の自己犠牲心が必要』といった意識が生まれ、そしてそれを自分が体現しようとします。
そのため、搾取されることを喜んで引き受けることで、空想的な欲求と現実的な欲求を無理やり満たそうとします。
この二つのバランスを取る、と考えることでむしろ極端な性質を生み出してしまうので、この欲求が本当に綺麗に昇華できるような職場を探すなど現実的な考えが必要かもしれません。
土星と冥王星のオポジション
土星と冥王星のオポジションがある人は、自分の意志を通すための道を制限する傾向があります。
冥王星は極端な性質と意志力を持ち、土星は制限や縛りを与えます。
この二つが互いに影響し合うことで、冥王星の欲求を満たすための道を自ら狭める傾向が出てきます。
また、本質的に「辛い道の先でこそ、光がある」といった考えをしがちなので、自ら厳しい道を選ぶ傾向が。
そしてそれをやり遂げるので、メンタルが強い人になりますが、他者から見ると頑固で人の話を聞かない我が道を行く『近寄りがたい人』となりやすい配置です。
天王星との組み合わせ
天王星と海王星のオポジション
天王星と海王星のオポジションは、常に新しいものを生み出そうとします。
常識の枠外を考える天王星と、その一段上の理想を夢見る海王星が互いに影響し合うことで、海王星の空想を天王星が現実的な形として考え、そしてそれが終わるとまた海王星の空想に戻されるということが起こります。
また、実際に社会に新しい常識を根付かせるのは土星の役割なので、この二つだけでは、目指すべきものがコロコロ変わるという安定感のない状態が常態化します。
トランスサタニアンのアスペクトなので、個人的な影響ではなく、世代的な影響として現れ、ホロスコープ内で、この力を上手く使える天体がアスペクトを作っている人がこの影響を現実化していくでしょう。
天王星と冥王星のオポジション
天王星と冥王星のオポジションは常識を破壊することに意識が向きます。
狭い常識にとらわれることを嫌う天王星と、破壊と再生の冥王星とが影響し合うので、常識を打ち破るために力を使います。
トランスサタニアンのアスペクトなので、世代的な影響として出てくるのでこのアスペクトを持つ世代は「時代を変える力」を持っていると言えるでしょう。
海王星との組み合わせ
海王星と冥王星のオポジション
海王星と冥王星のオポジションは、人の自由な精神を解放しようとします。
海王星も冥王星も『高い次元の天体』であり、この二つが影響し合うことで、現実社会に捉われない魂の解放を求めるような意識が湧いてきます。
特に海王星が『理想』や『空想』『神秘』といったものと関連が深く、そこに冥王星の意志力が加わるので、理想的な魂の在り方、あるいは、狭い次元ではなく高次元を生きる、といった方向でこれらの意志力が発揮されやすいでしょう。
ただ、海王星にはドラッグやアルコールといった、簡易的に現実を忘れさせてくれるものという意味も含まれているため、危険を伴うアスペクトでもあります。
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