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12星座『射手座』

12星座『射手座』

2区分・3区分・4区分(射手座)

12星座の繋がり

一つのもの(個や集団)と一体化した蠍座から、射手座に移りますと、自身が一体化したものを俯瞰的に見ることができる天秤座の意識が戻ってくるようになります。
これは後退ではなく、視野の広がりという名の進展です。
この段階で社会的な自己の育成が完了します。

前の星座:蠍座
次の星座:山羊座

数字:9
支配星:木星

キーワード:自由、哲学、思想、知的好奇心、マイペース

射手座の神話

射手座の神話
射手座が描く射手(矢を射つ人)は、ケンタウロス族の賢者ケイロンが由来となっています。

ケイロンが属するケンタウロス族は、上半身が人間、下半身が馬という半人半馬です。

ケンタウロス族は基本的に粗暴で野蛮な性格をしていましたが、ゼウスの父であるクロノスを父に持つケイロンは力の強さはもちろんのこと、他のケンタウロス族とは違い優れた学者という側面も持っていました。

音楽、医学、予言、狩猟に精通し、ヘラクレスやカストルに武術や馬術を。

アスクレピオスには医術を教えた師匠でもあり、普段は洞穴に住み、薬草を栽培しながら病人を助けて暮らしていた心優しいケンタウロスでした。

しかし、そんなケイロンを悲劇が襲います。

ヘラクレスは、12の功業のうちの一つである『エリュマントスの猪』の旅の道中、ポロスというケンタウロスと、出会いました。

ポロスも賢者ケイロンと同じく、他のケンタウロスとは出自が異なるため、野蛮でも粗暴でもありません。

ポロスはヘラクレスを歓迎し、食事に招きます。

最初のうちは楽しい時間でしたが、ヘラクレスが「酒を飲みたい」と言い出したのが悲劇の始まりでした。

ポロスの元にあったお酒は、豊穣と葡萄酒と酩酊の神であるディオニュソスから授かったお酒で、ケンタウロス族が共有する大事なお酒でした。

ポロスはヘラクレスの要求を断ったものの「少しだけならいいだろ!」とヘラクレスは無理やりお酒を開けさせて(勝手にあけたという説もあり)、がぶがぶとケンタウロス族にとって大事なお酒を飲んでしまいました。

そこにやってきたのが他のケンタウロスたちです。

ケンタウロスたちはヘラクレスに怒りをぶつけましたが、酒が回り、冷静な判断ができなくなっていたヘラクレスは怒鳴り返し、ケンタウロス族とヘラクレスは争いを始めました。

しかし、毒のついた弓矢で戦うヘラクレスに敵わないと悟ったケンタウロスたちは、逃げていきました。

酒の力もあり、頭に血が上っていたヘラクレスは「逃がすか!」とケンタウロスたちを追いかけていきます。

ケンタウロスたちは、賢者ケイロンが住んでいる洞穴へと逃げ込みました。

事態が呑み込めないケイロンでしたが、前方に目をやると、教え子のヘラクレスが弓を引いていました。

ヘラクレスには恩師であるケイロンの姿が目に入っていませんでした。

ケイロンはヘラクレスの名を呼んで止めようとしましたが、時すでに遅し。

ヘラクレスが放った矢はケイロンの前にいたケンタウロスの腕を突き抜けて(ケイロンの前のケンタウロスが避けたという説もあり)、恩師である賢者ケイロンの膝へと深く突き刺さります。

ケイロンの呻き声に我に返ったヘラクレスは、慌てて駆け寄り、昔ケイロンからもらった薬を塗りますが、ヒュドラの毒は不治のため、効果はありません。

ケイロンは強い毒に侵され、激しい苦痛がその身を襲います。

普通なら、すぐに死んでしまうような猛毒が仕込まれた矢でしたが、ケイロンはクロノスの子供のため不死身の身体を持っており、どんなに強い毒でも激しい苦痛を感じるだけで死ぬことができませんでした。

痛みに耐えきれなくなったケイロンは、自身が持っていた『不死身』をプロメテウスに譲り、死を選びました。

その死を惜しんだゼウスが、ケイロンを天にあげケイロンは射手座となりました。

▼射手座の太陽星座へ

▼射手座の月星座へ

射手座の太陽を持つ人の性格・特徴

射手座の太陽を持つ人の性格・特徴
太陽は、『自分がどう生きたいか』『何を目的に生きるか』といった外に拓くエネルギーを持っています。

簡易的な12星座の診断では、この太陽を基準に性格から向き不向き、恋愛の傾向まですべてを考えますが、実際は基礎の性格というよりも

  • 目的意識がどこに向くか
  • どの方向にエネルギーを注げば人生を開拓できるか

をあらわしていると考えてください。

また、人生を切り拓こうという意識が弱い方は、太陽星座の特性よりも無自覚の意識をあらわす月星座の影響を強く受けます。

射手座の太陽を持つ人は『自由』がキーワードとなります。

「人生は冒険だ!」という気持ちが殊更強いのが、射手座の太陽です。

新しいものを知ることに強い欲求があり、哲学的や思想の分野にも適性があります。

チャレンジ精神で人生を切り拓いていく星座はいくつかありますが、射手座はただ挑戦することを目的としているのではなく『識ること』に強い興味・関心があります。

ただ自由にやりたいことをやるというよりは、小さな世界や常識に収まることを良しとしない、と言った方が良いでしょう。

スケールの大きな人生を望み、海外など見知らぬ土地、新しい文化を取り入れていくことで、自分自身の価値観をアップデートしていくことが自己実現目標であり、のびのびとした環境を好みます。

ただ、その分細かなことは苦手なきらいがあり、全体的に大雑把なところがあります。

自由な精神、解放された魂、といったものを追い求めるので日常的な知識よりも哲学的な知識を求めるのはこのあたりに理由があります。

停滞を嫌い、常に新しい思想を求めて冒険を繰り返すので、上手く作用すれば他の星座に対して

「本当に同じ時代、同じ時間を生きてきたのだろうか?」

と思わせるほどの、視点の高さを持つことに繋がり、それによって成功を収めます。

ですが、悪く出ますと、興味の対象がすぐに移り変わり、一つを突き詰めることをせず、無責任な人生となります。

とにかくスケールが大きなところが射手座の良さですから、それを殺すことはせず。

だけども、しっかり風呂敷を畳む癖をつけることが、射手座の意欲を満足させつつもただの自由人で終わらないコツとなるでしょう。

0.00~14.99に入る人


射手座の性質を身に着けることに力を使います。

そのため、射手座の太陽が示すように『広い世界の中で生きていきたい』『スケールの大きなことをしたい』といった欲求そのものが強い状態です。

度数が若ければ若いほど、ひとつ前の『蠍座』の影響から抜け切れていないので、「停滞などしたくない」と思いつつも、安定的に深く繋がれる人や集団がないと不安といった部分が出てきます。

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15.00~15.99に入る人


射手座らしさが失われやすい度数です。

射手座の対角線上にある『双子座』の影響を受けるようになり、射手座の太陽の15度ですと、双子座の持つ『興味の移り変わりの激しさ』が入り込むようになります。

その結果、自身の価値観をアップデートしたいという気持ちも、意見がコロコロ変わるただの芯のない人になりやすく、広い世界で生きていくためにも物事の本質を知りたいと思っているはずが、たくさんのものに手を付けすぎて知識が中途半端な浅さで終わりやすくなります。

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16.00~29.99に入る人


射手座の性質を使うことに力を使いますので、スケールの大きな人生を送る人が多くなります。

特に20度~25度は射手座の太陽の絶頂期とも言えますので、射手座の顔がそのまま出てくると言えるでしょう。

ただ、後ろの度数になればなるほど、次の星座の影響も受けはじめるので『山羊座』のように目の前の現実に即した意識が強くなり、『現実社会で認められる程度のスケールの大きさを大事にしたい』という欲求が強まってきます。

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射手座の月を持つ人の性格・特徴

射手座の月を持つ人の性格・特徴
月は、『無意識の領域』『無自覚的な人格の基礎』をあらわします。

本質的な性格は太陽よりも月が担っています。

ただ、月の意識の発達時期が0歳~7歳であることから、基礎的な人格でありながらも当人にはその自覚がない、ということも多いのです。

本人よりも家族や長く付き合っている恋人など、あなたにとって近しい存在の方があなたのこの性質を強く感じていることさえあります。

月は、その人の『無意識的な心』なので、月の意識に沿った生き方をすると落ち着く、気持ちが楽になる、といったことが起こります。

ただし、人生を切り拓いていくのは『太陽』ですから、月の影響が強く出た状態から抜け出さないでいると人生は変化のないものとなっていく側面も。

その分、穏やかな気持ちで生きられるので良し悪しはその人次第でしょう。

結婚して家庭に入り、外で働くことを辞めた女性は、太陽の欲求を配偶者の男性に任せ、自身は月の欲求で生きる、ということが起こりやすくなります。

射手座の月を持つ人は『マイペース』がキーワードとなります。

射手座自体が、自由を追い求める、常に新しい刺激を求めるので、それが月という無意識の場所に出ますと、とかくマイペースになります。

マイペースという言葉を聞くと、おっとりしているイメージを持たれるかもしれませんが、射手座の月のマイペースは少し違います。

確かに、射手座が月に来ますと、何事もプラスに考えるようなところがありますから、そういった意味でおっとりした雰囲気を持つ人もいますが、射手座のマイペースは『とにかく自由人』という形で出ますから、人によっては我儘に映ることもあるでしょう。

したいことをする、言いたいことを言う、気分のままに振る舞う、という特性があるので、これを良しとしない人にとっては我儘に見えますが、射手座の月は、他人がこういった生き方をしていてもそれをマイナスに捉えない大らかさを持ちます。

細かい感情を気にしないので、気配りなどはあまり向いていませんが、それでも他者に対して寛容な性質が強く出れば、他者には良い意味での自由人として受け入れてもらえます。

他者に管理されることを嫌うので、一般的な会社勤めをしていると他の星座以上にストレスが溜まりやすいです。

そんな時は、知的好奇心が刺激される新しいものに触れると、射手座の持つ『自由を求める精神』が満たされ、エネルギーが補充されます。

しかし、その勢いそのままに飛び立ってしまうところがあり、それがプラスに働けば型にハマらない射手座の良さが発揮できますが、悪く働くと無責任で無鉄砲な生活となります。

海外など生まれ故郷から離れた方がのびのびと生きられるので、射手座の月がある方はそちらの方面も視野に入れておくと良いでしょう。

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