『祈願・祈祷』というのは、文字通り、お願いをしたり、祈ったりすることです。
恋愛や受験といった願いを叶えるために、神社にお参りに行ったり、初詣で祈りを捧げたりを一度はしたことがあるかと思いますが、それこそが『祈願』です。
また、日本人に馴染み深い
- 初宮参り
- 七五三
- 成人式
- 厄払い
なども、広義の意味で『祈祷』となります。
そんな『祈願・祈祷』について詳しく説明していきます。
もくじ
祈願と祈祷はほぼ同じ
『祈願』と『祈祷』は、厳密には違うものですが、多くの場合同じような意味合いで使われています。
簡単に言うと、どちらも『神様や仏様に願望成就のために力を貸してもらえるようにお願いすること』なので、まとめて『祈願・祈祷』と呼ばれることが多いです。
念のため祈願と祈祷の違いを簡単に説明しておきます。
祈願とは
自分の足で神社に向かい、神様や仏さまに願望成就をお願いすることです。
初詣や、合格祈願の絵馬、縁結び神社にお参りに行くことなどは厳密にいうと『祈願』に分類されます。
祈祷とは
自分に代わり、能力のある人に、神様や仏さまに願望成就の手助けをしてくれるよう祈ってもらうことです。
七五三のように神社で神主さんにお祓いを受け、祝詞をあげてもらうのは『祈祷』に分類されます。
祈祷料は、神社や能力者によって変わってきますが、一般的な相場で5000円前後とされています。
祈願や祈祷は効果があるの?
日本古来から続く儀式である祈願や祈祷は効果があります。
効果があるからこそ、日本の信仰に深く根付いているのです。
ただ、祈願も祈祷も神様や仏様にお願いや祈りを捧げて『力を貸してもらう』ことではじめて効果を発揮するものです。
そのため、純粋な気持ちで神様や仏様を信じ、祈りをささげることができれば、話を聞いてもらい、力を貸してもらえる可能性が高くなりますが、少しでも
×「本当かな」
×「アホくさいけど、まあ、一応祈っとくか」
というような敬う気持ちが弱い状態であれば、力を貸してもらうことは難しいと言えます。
もちろん、しっかり力を貸してくれることもあるのですが(それによって、神の力の偉大さを見せるという形)、特に他者の不幸を呪ったり、自分は何の努力もなしに、都合の良い時だけ自分に都合の良い願掛けをした結果、
『願いを叶えたことで結果的に不幸になった』
『願いは叶ったが、そこに至るまでの道が困難を極めた』
といった事例が多いのもまた事実です。
なので、自分の叶えて欲しい願いがある時にだけ、お参りをする人よりも、月に一度など定期的に
という気持ちで挨拶に足を運んでいる人の方が、わかりやすく、綺麗に力添えをしてもらいやすいです。
勘違いしている人も多いのですが、神社で願掛けをして願いが叶うのは、高次の存在との繋がりの強化によるものであり、
- 神社という神が宿る神聖な場で神様との繋がりを作る
- それを定期的に行うことで神との繋がりを強める
- 結果的に神様がお力添えをしてくれることで願望が叶いやすくなる
という順序があります。
なので、普段から神様に敬う気持ちを持ち、自身を磨き上げていく(神の恩寵を受け取りやすい心身に自らを持っていく)意識がある人ほど、願掛けの効果を感じやすいのです。
また、仮に普段から神社に足を運ぶ習慣がなくとも、神社に行く際にきちんと下調べをし、『敬う気持ち』を大事にお参りにいくことで、しっかりと恩寵を受け取りやすくなります。
そして、願掛けの効果を感じたら、『ありがとうございます』という気持ちで『報告』に行く。
また、普段から、自分には神の加護があると信じ、正しい行いをしていく。
この繰り返しを意識することで、定期的なお参りをせずとも、お力添えをしてもらいやすくなります。
神社での祈願の作法、参拝方法の基本
ということで、祈願を行うのであれば、しっかりと神社での祈願の作法、参拝方法の基本を学びましょう。
マナーは諸説あり、神社によって違うこともありますが下記は基本的なマナーです。
また、一番大切なのは『礼儀正しい神聖な気持ちで、真摯に神様に挨拶をする』ことなので、間違ったから罰があたる、ということではありません。
ただ、完璧なマナーを身に着けて参拝に行く、というのは『真摯に神様や神社と向き合う気持ちがある』ということに他なりませんので、神様から加護を受けたいのであればしっかりと身に着けておきましょう。
境内内の基本
神社の敷地内は、神聖な場所ですので、まずは基本的なマナーを大事にしましょう。
境内内の基本的なマナー
- 帽子を被らない
- サングラスを外す(普通のメガネはOK)
- 煙草を吸わない
- 露出の激しい格好は避ける
- 飲食は慎む
特に神社の『鳥居』の内と外は明確に
- 神様のいる神聖な『神域』(内)
- 人間の暮らす『俗界』(外)
と分けられており、鳥居の内側に入った後は上記を徹底しましょう。
参道は左側を歩き、真ん中は避ける
参道とは、『神社や寺に参拝するための道』のことですが、鳥居や山門などの結界内(鳥居から拝殿に至るまでの道)だけをあらわすこともあれば、神社や寺に至る道全般をあらわすこともあり、定義自体は曖昧です。
何にせよ、『広義の意味で神社内』『神社に繋がる道』と言われる場所では『左側を歩く』ようにしましょう。
神道では、『左』が神をあらわすとされ、左側を通ることで意識を神様に合わせることになるとされています。
また参道の『中央』は『神様の通り道(本殿に鎮座する神様が俗界に渡る神聖な道)』を示す『正中(せいちゅう)』なので、中央を通ることは避けましょう。
中央を避ける=神様への敬意を示すことに繋がります。
帰る際も同様です。
鳥居をくぐる前に一礼する
冒頭でもお伝えした通り、鳥居は、『神域』と『俗界』を隔てています。
つまり、鳥居をくぐるということは、『神域に足を踏み入れる』ことと同義です。
ですので、鳥居をくぐる前には、一礼をするのが礼儀となります。
手水舎で身を清める
参拝の前に、まずは『手水舎(ちょうずや、てみずや)』で身を清めます。
手水舎の作法というのは、『禊(みそぎ)』と呼ばれる穢れを祓う儀式を簡略化したものです。
神は清浄なものを好み、穢れを嫌うので、神と会う前に心身の穢れを祓うことはとても大切になります。
仮に、手水舎のない神社や、手水舎の水が汚れている、循環していない、といった神社で参拝を行う場合は、『音』自体が穢れを祓う効果を持つため、鳥居をくぐった後に『穢れを祓う』という気持ちで二回拍手を行うと良いでしょう。
以下、手水舎のマナーです。
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1手水舎の前で軽く一礼する
![手水舎(ちょうずや)の作法1](https://uranai-naviplus.com/wp-content/uploads/2021/01/1.jpg)
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2右手で柄杓(ひしゃく)を持って水を汲み、左手をすすぐ
![手水舎(ちょうずや)の作法2](https://uranai-naviplus.com/wp-content/uploads/2021/01/2.jpg)
水は、柄杓が満杯になるくらいまで汲みましょう。
この時汲んだ水で、
左手 → 右手 → 口 →柄杓の柄
まで、すべてを清めていくことになります。
前述の通り『左』が神をあらわすため、手も左からすすいでいきます。
また、水をこぼさないようにどの動作もゆっくりと行いましょう。
step
3左手に柄杓を持ち替え、右手をすすぐ
![手水舎(ちょうずや)の作法3](https://uranai-naviplus.com/wp-content/uploads/2021/01/3.jpg)
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4柄杓を右手に持ち替え、左手に水を注ぎ、口をすすぐ
![手水舎(ちょうずや)の作法4](https://uranai-naviplus.com/wp-content/uploads/2021/01/4.jpg)
手をすすぐのは身体の外側を清める儀式。
口をすすぐのは身体の内側(魂)を清める儀式に通じます。
口をすすいだ水は、飲み込まずに、口元を隠し、足元付近(排水部分の砂利)に静かに吐き出します。
柄杓に直接、口をつけるのは間違いなので注意してくださいね。
また、水が汚い場合や、水を口に含むのに抵抗があるという場合は、『すすいだフリ』でも構いません。
ただ、その際は、その『フリ』自体を『魂を清める儀式である』という意識を強く持ってくださいね。
step
5柄杓を縦にして柄杓の柄を水で洗い流す
![手水舎(ちょうずや)の作法5](https://uranai-naviplus.com/wp-content/uploads/2021/01/5.jpg)
柄杓を立てて、残った水を柄に流す。
これによって、柄杓の柄が清められます。
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6柄杓を元の場所に伏せて戻す
![手水舎(ちょうずや)の作法6](https://uranai-naviplus.com/wp-content/uploads/2021/01/6.jpg)
手水舎の作法、参考動画
拝礼は『二拝二拍手一拝』
神社での拝礼は『二拝二拍手一拝(にはい にはくしゅ いっぱい)』が基本です。
step
1姿勢を正し、軽く一礼する
![拝礼の作法1](https://uranai-naviplus.com/wp-content/uploads/2021/01/7.jpg)
まずは、参拝の前に背筋を伸ばして軽く礼をします。
礼をする時は、拳を握らず『両手の指先を伸ばす』のがポイントです。
step
2一歩前に出てお賽銭を静かに入れる
![拝礼の作法2](https://uranai-naviplus.com/wp-content/uploads/2021/01/8.jpg)
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3鈴を鳴らす
![拝礼の作法3](https://uranai-naviplus.com/wp-content/uploads/2021/01/9.jpg)
step
4深く2回拝礼をする
![拝礼の作法4](https://uranai-naviplus.com/wp-content/uploads/2021/01/10.jpg)
この時の礼は、背筋を伸ばしたまま腰から折り、約90度の角度まで頭を下げます。
step
5右手を少し下にずらし、拍手を2回する
![拝礼の作法5](https://uranai-naviplus.com/wp-content/uploads/2021/01/11.jpg)
右手を下にずらすのは、
- 左は、『神』『優位』『陽』
- 右は、『人』『下位』『陰』
をあらわすとされることに由来しています。
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6ずらした指先を合わせて挨拶をし、祈る
![拝礼の作法6](https://uranai-naviplus.com/wp-content/uploads/2021/01/12.jpg)
ずらした指先を合わせることで『神と一体になり力を借りることのできる状態になる』とされます。
指先を合わせた状態で
- 名前
- 住所
- 日頃の感謝
- 願い
を伝えます。
願い事がない場合は、願いを省略し、『これからも見守っていてください』だけで大丈夫です。
そうすれば、神様が力を貸してくれ、自然と良い流れに乗れるように運気全体を整えてくれます。
ここでのポイントは
とするのではなく
◎「私はこの成功を掴み取るために最大限の努力をします。どうぞ、見守っていてください」
といった感じで、あくまで神様への尊敬と敬意を忘れない伝え方と、『自分の欲だけではなく、自分が願いを叶えることで人のためになることを前提に祈願する』という気持ちが大切です。
例えば、縁結びにおいても
×「好きな人と一緒になれますように!」
×「好きな人が彼女と別れてくれますように!」
ではなく
◎「私を必要としている人との素敵なご縁を結んでください。その時を信じ、仕事に、自分磨きに、精を出していきます」
◎「私が彼を幸せにします。彼女さんは他の良いご縁が結ばれて欲しいです。私のこれからの行動を見ていてください。そして、私に資格があるようでしたら、どうぞ彼と私の縁を繋げてください」
といった感じがベストです。
step
7深く1度拝礼をする
![拝礼の作法7](https://uranai-naviplus.com/wp-content/uploads/2021/01/13.jpg)
背筋を伸ばしたまま腰から折り、約90度の角度まで頭を下げます。
step
8一歩下がり、軽く礼をしてから離れる
![拝礼の作法8](https://uranai-naviplus.com/wp-content/uploads/2021/01/14.jpg)
参拝方法 参考動画
鳥居を出たら神域側に一礼をする
鳥居の内側である『神域』から外側の『俗界』に出たら、最後に神域側に向かって一礼をしましょう。
帰りも『左側』(常に自分から見て左で大丈夫です)を歩いて帰ります。
願望成就の報告が多い神社一覧
リンクは、それぞれの公式HPに飛びます。
恋愛成就
誰しも一度は聞いたことがあるであろう『出雲大社』(島根県出雲市)
日本で最初に神前結婚式を行った『東京大神宮』(東京都千代田区)
恋の願掛け参りで有名な『縁結び大社 愛染神社』(千葉県東金市)
恋占いの石がある『地主神社』(京都府京都市)
坂本龍馬と妻お龍の縁結びで有名な『武信稲荷神社』(京都府京都市)
恋命(こいのみこと)を祀る日本唯一の神社『恋木神社』(福岡県筑後市)
縁切り神社として有名な『安井金比羅宮』(京都府京都市)
金運
弁天井戸で洗ったお金を財布に入れておくと金運がアップ『小網神社』(東京都中央区)
境内の銭洗池でお金を洗うとお金持ちになれる『江島神社』(神奈川県藤沢市)
三年続けてお参りすると一生お金に困らないと言われている『金華山黄金山神社』(宮城県石巻市)
宝くじの高額当選祈願に『宝当神社』(佐賀県唐津市)
芸妓上達により金運が上がるとされる『祐徳稲荷神社』(佐賀県鹿島市)
開運
パワースポットとして有名『明治神宮』(東京都渋谷区)
陰陽師安倍晴明との関連が深い『晴明神社』(京都府京都市)
願いが叶うかどうかを占える神占石がある『今宮神社』(京都府京都市)
樹齢約800年のご神木によるパワーが漲る『宇佐神宮』(大分県宇佐市)
祈願・祈祷の効果が高い『願望を叶える先生』はこの人!
もし、あなたが『まどろっこしいことはなしで、今すぐ願望を叶えて欲しい!』と思うのであれば、神社に足を運ぶよりも『すでに神様のご加護を受けている先生に代理祈願(祈祷)』をしてもらう方が効果が高いです。
他者の代理祈願(祈祷)は、あなたが神を信じているだとか、普段から信心深いかなどはまったく関係なく、ただただ、『先生側が神様から直に加護を受け取っているからこそ、問答無用で相手の願いを叶える』といういわば『離れ業』です。
電話占いピュアリ『神女先生』
沖縄ユタの末裔であり、『願望成就のショートカット』が可能な
体験談【電話占いピュアリ:神女先生】思念伝達(念送り)の効果がスゴイ!!毎日予約が埋まっているのにも納得!【口コミ・体験談】
電話占いピュアリの中でもかなり人気の先生で予約を取るのも一苦労ですが、その能力の高さは予約争奪戦に参加するだけの価値のあるものです。
また、人気の先生なので1分あたりのお値段は少々お高めなのですが、神女先生は質問にスパッと答えてくださり、
と、おっしゃられ、すぐに祈願の言葉を1分ほど唱え、サッと鑑定を終わらせてくれるので、実際には祈願・祈祷の相場よりも安くで済んでしまうことの方が多いと思います。
(こちらからたくさん質問をする場合はまた話が違いますが)
実際に鑑定を受けてすぐは、
という気持ちになりましたが、その効果を1週間もせずに感じられたのですから、神女先生は本当にすごいです。
短時間鑑定が基本の先生なのに予約が常に満員なのも納得せざるを得ないレベルです。
予約が取りづらい先生ですが、事前に登録を済ませ、先生が待機状態の時に『更新』し続ければ鑑定のチャンスは巡ってくるので、ぜひ一度、神女先生の凄さを体感してください!
![電話占いピュアリ特典情報](https://uranai-naviplus.com/wp-content/uploads/2021/11/puari_tokuten2.png)
電話占いヴェルニ『愛染先生』
祈願や祈祷の効果が高いと有名な電話占い師と言えば電話占いヴェルニの愛染先生です。
体験談愛染先生体験談:縁結びで2人の縁を強化!生年月日不要の人気先生!
愛染先生自身が、先祖代々から霊力を受け継ぐ純血の霊力家系の生まれであり、霊視から縁結び、祈願・祈祷といった幅広い分野に精通されています。
また、先ほど祈願や祈祷で願いを叶えるためには『信じる心』が大切だとお話ししました。
愛染先生は、霊視の鋭さも評判な先生なので、愛染先生に叶えたい願い(復縁や縁結びに特に強い先生です)を伝え、霊視をしてもらえば「本当にスピリチュアルな世界はあるんだ!」と納得することができると思います。
愛染先生に相談することで、スピリチュアルな世界を信じられるようになるので、愛染先生の持つ祈願・祈祷の強さに『あなたの信じる心』がプラスされ、祈願・祈祷の効果を実感しやすくなります。
また、能力者に祈祷をしてもらう場合の相場は一件5000円前後とお伝えしましたが、愛染先生による祈願・祈祷は基本料金に含まれているので、安くで祈願・祈祷をしてもらうことができます。
恋愛絡みの願いをかなえたいのであれば、迷わず愛染先生に祈願・祈祷してもらうことをオススメします。
![電話占いヴェルニのお得情報](https://uranai-naviplus.com/wp-content/uploads/2021/11/verni_tokuten.png)