好きな人とお茶を共にする瞬間がありますよね。
飲み物を飲む時のちょっとした意識で
- 上品な人
- 美しい人
といった印象を与えることができます。
簡単なポイントを押さえ他者との差をつけましょう!
※お酒に関してはまた別の記事でお伝えします。今回はお昼のカフェデートや日常生活で使えるポイントを中心にお伝えしていきます。
もくじ
美しい飲み方の基本!7つのポイント!
飲み物を飲む際、女性が美しく上品な雰囲気を醸し出すための基本的なポイントは
- 口紅はティッシュオフしておく
- グラスは指先を揃えて下の方を持つ
- 脇を締める
- 顎を上げずに飲む
- 少量ずつ飲む/ゴクゴク飲まない
- 音を立てない
- ストローを噛まない
の7つです。
口紅はティッシュオフしておく
グラスやカップ、ストローに口紅がべったりついた状態は見ていて気持ちの良いものではありません。
また、色移りするタイプの口紅を使っている場合、どんなに気を付けていても食事中や飲み物を飲んでいる際に剥げてしまいます。
ですので、
- 事前にお手洗いなどで、口紅をティッシュオフする
- 口紅を塗った直後にティッシュオフで余分な口紅を落とし、重ね塗りをする
- グロスはつけない
- ティントなど色落ちしない口紅を使用する
- 口紅用のトップコートを使用する
といった対策を取りましょう。
特にオフィス内に気になる人がいる場合、朝にどんなにバッチリメイクをしても飲み物を飲んでいるうちに口紅は剥げてしまいますので、『取れない口紅』を使うのが理想です。
飲んでも食べても落ちない口紅として有名なのが
『オペラ ティントオイルルージュシリーズ』
『ロレアルパリ リップ ルージュシグネチャー マットウォータープルーフシリーズ』
また、お気に入りの口紅が落ちにくくなるトップコートとしては
『キングダム リッププロテクトジェリー』
などがあります。
美しい女性を目指すのなら、好みのものを見つけて口紅がグラスやコップ、ストローに色移りしない心配りをしましょう!
グラスは指先を揃えて下の方を持つ
美しいグラスの持ち方は
- 4本の指を揃える(特に中指と薬指を意識)
- グラスは下から3分の1あたりを持つようにする
のがポイントです。
逆に、
×ガシッとわしづかみにする
×グラス飲み口付近を持つ
といった持ち方をしてしまうと粗野で乱暴な印象を与えてしまいますので、気を付けましょう。
脇を締める
グラスやコップに手を伸ばす時、脇はしっかりと締め真っ直ぐ手を伸ばすようにしましょう。
少し遠い位置のグラスやコップを取る時も、脇を締めたまま、スーッと腕を伸ばすイメージです。
脇を開いて手を伸ばす所作は子どもっぽさを感じさせますし、がさつな印象を与えてしまいます。
いつでも脇はキュッと閉め、美しくスーッと腕を伸ばす意識を持っておきましょう。
顎を上げずに飲む
飲み物を飲むときに、グイッと顎を上げて飲む方がいますが、美しさという点ではマイナスです。
目線は相手(もしくは前)にしたまま、グラスやカップを傾けて、自身の顎は上げずに飲み物を飲むように心がけましょう。
また、どうしても最後の1口あたりになるとコップやグラス内の飲み物が少なくなり、真正面を向いたまま飲むのが難しくなりますが、この場合も慌てずにカップやグラスを傾けてゆっくりと流れてくる液体を迎え入れる意識を持ちましょう。
グラスが傾いていれば自然と飲み物は口元に運ばれます。
中々飲み物が流れてこないからといって、「ズッ」と吸ってしまったりすると不快な音が立ちますし、相手に卑しい印象を与えてしまうので焦らず余裕のある飲み方をするのがコツです。
少量ずつ飲む/ゴクゴク飲まない
飲み物を飲むときにゴクゴクと喉を鳴らして飲むのは、いわゆる「美味そうな飲み方」ですが、上品さを考えるのであれば、ゴクゴク飲むのは控えましょう。
少しずつ、ゆっくりと飲むのが美しい所作です。
ゴクゴクと飲むと、どうしても音が立ちますし、顎が上がります。
また、下手をすると喉を通り切らなかった飲み物が口の端から零れてしまいます。
飲み物を注文するたびに一瞬で空にするのも、
と、思わせてしまいますし、友人同士ならともかく好きな人の前では少量ずつ上品に飲むようにしましょう。
音を立てない
どのような音でも音を立てること自体が上品さを演出する上ではNGとなります。
×飲み物を飲むときに『ズッ』と音を立てる
×飲み物を飲みながら『ゴクゴク』喉を鳴らす
×砂糖などを混ぜる時に『カチャカチャ』必要以上に音を立てる
×カップを雑に置き『ガシャ』という音を立てる
といった『音』は聞いている人に、大雑把、雑、と思われかねないので気を付けましょう。
また、カップやグラスは丁寧に置くのと同時に、オフィスなどでは『コースター』を使うのも手です。
デスクが水滴、結露で濡れることもありませんし、意外とそういった細かい心遣いが『女性らしい』と男性から好評だったりします。
ストローを噛まない
飲み物を飲むときにストローを使うこともあると思いますが、絶対にストローを噛むことのないようにしましょう。
癖のようにストローを噛んでしまう女性が一定数いますが、美しくありません。
ストローは軽く唇で挟むようにし、ゆっくりと吸いましょう。
この時、鼻の下が伸びてしまわないように注意します。
飲み物が少なくなってからも、ゆっくりと何度かに分けて吸う意識を持てば「ズズッ」という音は立ちづらくなります。
また、ストローで飲む際もしっかりとグラスは持ちましょう。
自分の口をストローの方に近づけるのは見た目がかっこ悪く印象が良くありません。
それから、ストローを噛んでしまいがちな人は、水分を補給した後も、癖のように口元にストローを近づけているから噛んでしまう、というパターンが多いので、水分を補給したら毎回グラスなり紙パックなりを定位置に戻す、という意識を持つことが大切です。
【飲み物別】美しく飲むための基本
美しく飲むための基本がわかったところで飲み物別で、美しく飲むための基本を押さえて行きましょう。
コーヒー・紅茶の飲み方
コーヒーや紅茶を飲む際のポイントは
- 音を立てない
- 水分を跳ねさせない
の2つが基本となります。
1.紅茶やコーヒーの持ち手は最初は左側が基本
2.角砂糖はスプーンに取り紅茶にスプーンごとゆっくり浸すように沈める。ミルクを入れる時はこのタイミングで。
※ポトンと落とすのは、音が立つ上に水分が跳ねるのでNG
3.ティースプーンがカップに当たらないように静かにかき混ぜる(この時に、左手で取っ手を持って支える)
4.カップの奥側でスプーンの水気を切り、カップの向こう側にティースプーンを置く
5.右手で取っ手を右に回し、指を揃えて取っ手を持ち、飲み始める。
※紅茶やコーヒーを飲む際は、片手で飲むのが基本です。
(両手で持つのは「両手で持てるほど紅茶がぬるい」というメッセージになってしまうため)
※カップの取っ手はできれば指を入れずに『つまんだ状態』にしましょう。
※ただし、大きめのカップで飲む場合やつまんだ状態だと溢してしまいそうで不安、という場合は指を入れた方が良いです。
レモンを入れる場合
紅茶に輪切りのレモンを入れる場合は、砂糖を入れた後にレモンを同じようにスプーンに乗せて数秒くぐらせた後、すぐに引き上げ、レモンはソーサーの縁か、レモンが入っていた器に退けておきましょう。
レモンの果汁は数秒で溶けだすため、軽く潜らせる程度でOKです。
輪切りのレモンをカップに入れたまま飲むのはマナー違反となります。
日本茶の飲み方
1.左手で茶碗を軽くおさえて、右手でそっと蓋を持ち上げる。
2.ふたの裏のしずくを茶碗の縁で落とす。
3.両手で蓋を裏返し、茶碗の右側に置く。
4.右手で茶碗を持ち、左手を底に添えて飲む。
5.飲み終わったら、蓋を元通りにしておく。
ペットボトル飲料の飲み方
ペットボトルの飲み方にはコーヒーや紅茶、日本茶のような明確な『作法』はありませんが、生活をしている中で誰しも飲む機会が多いので、美しく見えるペットボトル飲料を知っておいて損はありません。
ポイントとしては、
- 下唇にゆっくり流し込むように飲む
- ペットボトルの飲み口を咥えないこと
- 蓋を開ける時、閉める時は『指先』を意識すること
です。
特に、ペットボトルの飲み口をガブッと咥えて飲むのはNGです。
あくまで、下唇に少しずつトクトクと流し込むイメージで飲みましょう。
また、蓋を開ける時、閉める時につい、ギュッと握ってグイッとやってしまいがちですが、上品さを考えるのであれば、指先でクルクルと丁寧に開け閉めするのがオススメです。
少しの意識で女子度の大幅アップができる!
誰でも毎日何かしらの飲み物を飲みます。
そして、会社勤め、学校通いをしている人なら飲み物を飲む瞬間というのを、好きな人を含め、誰かしらに見られています。
かなり些細なことのように思えるかも知れませんが、こういった少しの意識の差が結果的に女子力、自分磨き、といった点で大きな違いを生みます。
- 大人な女性
- 美しい女性
を目指すのなら、上記のポイントを読み込んで、ぜひ小さなところの改善からはじめていきましょう!